本校63回目、全日制となってからは34回目の卒業生51名が、学び舎を巣立っていきました。
吹奏楽部の演奏をバックに、卒業生が入場します。
高校生活最後の晴れ舞台に、改まった面持ちで卒業生たちが入場してきます。
卒業生がひとりずつ呼名され、校長先生から卒業証書が手渡されます。
みな、感慨深げに壇上に登り、恭しい手つきで証書を受け取っていきます。
皆勤賞・精勤賞の生徒の表彰です。
3年間、欠席も遅刻もせず登校した努力が称えられました。
続いて、町長賞・教育長賞に選ばれた生徒の表彰です。
学校生活において顕著な成績を収め、他の模範となるふたりの生徒に贈られました。
校長の式辞の後、大野幸孝知内町町長、伊藤政博知内町議会議長、金森一眞PTA会長の三名のご来賓よりご祝辞を頂戴しました。
卒業生たちは、自分たちへのはなむけの言葉に、神妙に聞き入っていました。
在校生代表から卒業生へ、送辞が読み上げられます。
先輩たちへの感謝の気持ちを感情豊かに伝えました。
卒業生代表の答辞です。会場はぐっと感動的なムードに包まれます。
思いが溢れ、涙がこぼれます。三年間の思い出が、鮮やかに蘇ってきます。
知内高校の校歌を歌うのも、これが最後です。感極まって、涙が止まりません。
在校生、保護者の拍手に包まれ、卒業生が退場していきます。
誇らしげな表情で、堂々と会場を後にしました。
最後のホームルーム。この教室で、この制服を着て、みんなで話を聞くことも、これが最後です。
教室の外では、卒業生を送り出そうと在校生たちが待機していました。
別れを惜しみつつ、新たなステージに旅立つ卒業生たちを送り出しました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年間の成長ぶりがうかがえる、大変立派な卒業式でした。卒業生の皆さんの表情が、知内高校での3年間の学びが充実したものであったことを物語っていました。新しい場所での、卒業生の皆さんのご活躍を期待しています。(岩田)